小トロといっしょアニメ

オタクならオタクらしく、アニメの話でもしましょう。

今期見ているアニメで特におすすめなものを、小トロ節にて紹介してみようと思います。

「Fate/ZERO」

原作は、「沙耶の唄」や「魔法少女まどか☆マギカ」が記憶に新しい、二トロプラスの虚淵玄。
そして、「月姫」で世に名を知らしめることになった「TYPE-MOON」。

PC18禁ゲーム（現在はコンシューマーに移植済み）「Fate/stay night」の10年前を描いた本作。
7人の魔術師と、それに召喚され使役される7人の英雄達の、戦争。
そんな物騒な内容のアニメです。

本作で注目すべきは、同じく型月の「空の境界」で有名になった「ufotable」によって描かれる、圧倒的迫力のアクションシーン。
そして、虚淵玄による凄惨なシーン描写と人間模様。

可愛いキャラがきゃぴきゃぴするアニメも嫌いではありませんが、かっこいいキャラがどかどかするアニメの方が好きなんです。

キャラで見せるのではなく、アニメとして、アニメアニメして魅せるアニメが大好きなんです。
少し前ですと、「パンティ＆ストッキングwithガーターベルト」とか。

アニメを見るにあたって、一番情報量が多いのは視覚、つまりは映像（作画）だと思うのです。
シナリオ、声優の演技、BGM。
どれも重要な要素ですが、アニメ独占の要素ではありません。

アニメの作画。
アニメのみが作り出せる映像。
アニメというジャンルだけが、持ち得る要素。

「Fate/ZERO」は、この作画という点において、今期のアニメで抜きんでたクオリティを持っています。
更に素晴らしいのは、そのハイレベルな作画をずっと維持し続けていることです。
アニメというものにおいて、これがどれだけのことだか想像するのは難しくないでしょう。

来週で最終回を迎えてしまう「Fate/ZERO」。
「Fate/stay night」のファンなら、既に結末を知っていらっしゃるはず。

主人公達の運命を、是非とも虚淵玄のtableで、見届けましょう。

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2012/06/10 (Sun) アニメ Comment(0)

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